気功やヒーリングについて疑似科学で効果がないのか説明します。
気功について
気功とは、中国の伝統的な健康法であり、気(チー、Qi)というエネルギーを用いて、身体と精神の調和を促すことを目的とした練習法です。
気功の基本的な練習方法は、呼吸法、運動法、瞑想法などがあります。呼吸法では、深くゆっくりと呼吸をすることで、気を集中させたり、全身の血流を増やしたりすることができます。運動法では、ゆっくりとした動きやポーズを取りながら、気を意識して全身を動かしたり、伸ばしたりすることで、身体の調和を図ります。瞑想法では、静かな場所で座り、目を閉じて呼吸に集中することで、心を落ち着かせ、ストレスを軽減したり、身体の自然治癒力を高めることができます。
気功の効果としては、身体や精神の不調を改善する効果や、健康維持や病気の予防、免疫力の向上などがあげられます。しかし、科学的に効果が確認されたわけではなく、健康維持や病気の予防には、医療や健康習慣の改善などの従来の方法も重要です。また、気功には正しい指導者による指導が必要であり、誤った方法で行うと身体に悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
ヒーリング(手かざし療法)とは?
ヒーリング、または手かざし療法とは、治療者が手を用いて、患者の身体やエネルギー場に働きかけることで、身体的な不調や精神的な問題を改善しようとする療法の一つです。
ヒーリングの基本的な考え方は、人間の身体はエネルギーに満ちた存在であり、不調や病気は、エネルギーの流れが滞っているために生じるとされています。ヒーリングでは、治療者が自身の手を用いて、患者の身体やエネルギー場にエネルギーを送ることで、エネルギーの流れを整え、身体的な不調や精神的な問題を改善しようとします。
ヒーリングの効果としては、身体的な症状の改善や、ストレスの緩和、リラックス効果などがあげられます。しかし、科学的に効果が確認されたわけではなく、医療行為ではないため、医師の診断や治療の代替として使用することは推奨されていません。
また、ヒーリングには、正しい指導者による指導が必要であり、不適切な手法で行うと、身体に悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。
ヒーリングや気功は疑似科学で効果なし?
ヒーリングや気功は一見胡散臭そうで効果が全くなさそうですが、実はWHOで効果が認められています。また、中国では気功を教える大学などもあり、ジャンル的には整体や鍼灸などと同じような感じになっています。
このため、気功の全てを否定することはできませんし、実際に気功治療を受けて体調が良くなったという人もいます。
ですが、気功の正体は催眠療法やプラシーボではないかと主張する人たちもいます。人間の体には自己治癒力が備わっており、暗示をかけることで治癒力がアップするというものです。つまり、ドラゴンボールのような「気」の力で病気を治すのではなく、暗示をかけることで体の不調を調えているだけだという説です。
もちろん、肩こりや冷え性などを治すために気功をやってみるのは否定しないですが、ガンや生活習慣病などは気功で治せない可能性が高いため病院へ行くことをおすすめします。
おいらは気功術が使えるおばちゃんに指を治療してもらったんですけど、病院に行ったら骨折してたことがあったのでそれ以降気功は一切信用してません
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